CAC(Crypto Asset Community) 暗号資産の新時代コミュニティを分析!

http://crypto-asset-community.com/

管理人Oです。
ここ数年で一気に伸びてきた暗号通貨。ビットコインが暗号通貨の存在を一気に世に広めましたが、それがどういうものか、まだまだ分からない方が多いと思います。

今回は、そんな仮想通貨を扱う『CAC(Crypto Asset Community)』というコミュニティについて取り上げたいと思います。

CACとは?

世界中の価値ある暗号資産情報が集まる新時代のコミュニティです。
世界中の取引所やコイン発行元、SNSでのネットワークを形成しており、常に最新情報を仕入れることが可能で、暗号資産に関連する様々な情報を取り扱っております。

世界中の暗号資産のビッグデータを収集&分析して、メンバーに共有します。
世界各地にいる情報収集のスペシャルチームから届く情報をもとにネットワークを作り、厳選し精査する事で、暗号通貨に関する様々な情報を最速でお届けします。情報元保護の観点より詳しい情報元の公開は控えさせていただきます。
CACでは、あなたが抱える暗号資産のお悩みを解決するお手伝いをさせて頂きます。

公式ページより

今のところは、暗号資産に関する相談も受けているということから、コンサルのようなものかな?といった印象です。また、情報収集のスペシャリストも世界各地にいるとのことなので、グローバルな集団なのでしょうか?

特定商取引法に基づく表示

発行元Crypto Asset Community
所在地東京都新宿区中落合4-20-12
メールアドレスinfo@crypto-asset-community.com/
商品引渡し時期申込み完了後、ご登録のアドレスにご連絡いたします。
http://crypto-asset-community.com/

特定商取引法に基づく表示の内容に不備が

通常、特定商取引法に基づく表示にはどこの、誰が、の2項目は最低でも明記してほしいところですが、それに近い項目は「発行元」しかありませんでした。しかも、その発行元は
Crypto Asset Community
となっており、公式ページを見る限りは、「なにやらグローバルな集団」といった印象しかありません。

また、所在地をGoogleマップで調べてみましたが、該当する住所には集合住宅が建っており、何号室が登録されているのかも分かりませんでした。
普通、これだけグローバルな活動を行っていればマンションの一室ではなく、どこか物件を借りてきちんとしたオフィスを整えて、という形が普通だと思いますが…
日本での活動は個人レベルで行っているのでしょうか?

特定商取引法って?

特定商取引法は、事業者による違法・悪質な勧誘行為等を防止し、消費者の利益を守ることを目的とする法律です。 具体的には、訪問販売や通信販売等の消費者トラブルを生じやすい取引類型を対象に、事業者が守るべきルールと、クーリング・オフ等の消費者を守るルール等を定めています。

特定商取引法ガイドより引用
 

実際の応募方法・内容

応募の流れ

応募するには、公式ページから応募専用のLINEに登録し、直接やり取りするようです。

内容

内容としてはコミュニティに参加し、暗号資産の情報を世界中のコミュニティメンバーと共有するようなものとなっており、日々4,000人の利用者がいるそうです。

気になる費用・料金は?費用対効果は?

費用としては、事前登録をした場合は全ての料金が無料、永遠に無料とのことでした。

しかし、特定商取引法に基づく表示にはわざわざ「商品引渡し時期」という項目が設けられており、それはコミュニティへの参加権のようなものだと思いますが、「商品」という表現が引っ掛かります。
商品というのは法律上、売買の目的物としての財貨のことであり、貨幣と交換又は何かと交換するものになります。この表現が、本当に無料なのかという疑問を大きくします。

ネタバレ・ツッコミどころについて

次にこのコミュニティについて、細かく分析します。

著作権の表記が古い

公式ページの一番下には、著作権の表記がなされていますが、年号が2019年となっています。こちらの表記は必ずすべきものではありませんが、表記する以上はきちんと更新してほしいものです。もしくは本当に2019年から更新されていないか…になります。

公式ページが保護された通信ではない

公式ページのURLは、http://crypto-asset-community.com/
となっていますが、先頭を見てわかる通り、HTTPSではありません。
この点は少し知識がないと気づかないかもしれませんが、簡単に言うと
「なりすまし、盗聴、その他改ざんを防ぐためのバリア」
のようなものです。今の時代インターネットもとても進歩していますので、ほとんどのWEBサイトがこのバリアを張っています。もちろん、当ブログもです。
そのバリアが、この暗号資産を語るページに張られていないのです。
…大丈夫でしょうか?この辺は結構心配になります。

評判など

インターネット上でこのコミュニティについて調べてみましたが、注意喚起の内容が見られました。日々4,000人が参加しており、世界中の情報を収集できるコミュニティにしては、褒めている記事は見つかりませんでした。

アフィリエイト目的の顧客収集サイト?

後々には有料商材の提供もあるような案内も存在することから、アフィリエイトから見込み客へ、高額バックエンドのいつもの悪質案件の流れが推測できます。

https://baku-osaka.com/cac-kasoutuka#outline__4_1

実は、こういった類似案件は過去にいくつも存在します。無料で参加できると謳っておいて、実際の目的はそのジャンルに興味がある人々の連絡先などの情報収集。その先に待っているのはしつこいセールストークと有料案件です。

まとめ

この流れからしてもちろん、オススメできません。
今回の内容はいろいろな方向からの分析ができるため、危ない案件を見抜く知識を養う目的ではためになったのではないでしょうか。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
日々副業についての知識を養っていけば、良い案件・悪い案件の区別もつくようになると思いますので、一緒に成長していきましょう。

管理人O

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